LINEのAPIを利用したプッシュ配信のカスタマイズ設定
東京都
プロボノワーカー
オンライン
気になる
団体
NPO法人 エンリッチ
スキル
ICT活用
募集期限
2020年09月30日 (水)
団体概要
NPO法人 エンリッチ について

実弟が52歳で孤独死したことをきっかけにLINEを使った見守りサービスを開始しました。
現在、19歳から93歳まで約1,400名の方がサービスを利用しています。
 現在は、個人を対象にした「見守りサービス」とグループLINEで登録グループ内でお互いが無事を確認できる「つながりサービス」を提供しています。

 自治会や町内会、商店会など身近なコミュニティでの安否確認は重要ですが、昨今人間関係がどんどん希薄になっています。
 仕事という縦社会で生きてきた男性は、退職などによって行き場をなくした際、横社会である地域コミュニティへの参加が苦手な場合が多く、これに起因して引きもりがちになり孤立していくケースが多く見られます。

 その結果、セルフネグレクトが進み孤独死となり、死後数日から数週間・一ヶ月以上も経過してから異臭によって近隣者に発見されるようなケースが増え続けています。

 そのような不幸を増やさないため、
1.一定の距離を保ちつつ、煩わしくない関係性による「つながりによる見守り」
2.「 つながりサービス」グループに対する趣味やイベントの案内を送信することで、地域の居場所への参加を促進し孤立化を予防することができます。
これによって地域コミュニティの支え合いを強化し、単身者に安心で住み良い環境を提供します。

 もしもの場合をいち早く気付き、対応することは人の尊厳にとっても重要なことです。

一般的には高齢者への見守りサービスはセンサーを設置したり、GPSなどを内蔵した専用アプリを使うものなどがほとんどです。しかし、要介護者を除くとその必要性を感じていない方でも脳梗塞や心筋梗塞など、予期せずに突然の病によって亡くなるケースは多発しています。

地域の安心・安全に活動している自治会・町内会・民生委員が高齢単身者とLINEでつながることで、もしもの時をいち早く発見し最悪の事態を防ぐことが可能となります。

活動目標
急増する単身者の孤独死を早期に発見

2020年8月15日現在、19歳から93歳まで1,582名の方がサービスを利用しています。

2014年ニッセイ基礎研究所が〜孤立死3万人時代を迎えて〜という研究レポートを発表。
2018年5月の毎日新聞の記事では、5年間で「特殊清掃業者」の数は15倍になり、全国で5,000社以上が参入しています。
この需要の背景には、家族や親族の関係を含む人との関係性の希薄化による孤独死の長期未発見という実態が存在しています。

また、2019年日本少額短期保険協会が発表した第4回孤独死現状レポートによると、孤独死の平均年齢は、61歳で、高齢者に満たない年齢での孤独死の割合は5割を超え、 60歳未満の現役世代は男女ともに、およそ4割を占めるといいます。これだけ若くして孤独死してしまう人が多いということになります。

高齢者に限らず、単身者にとって誰にも起こり得る可能性があること知ってもらい最悪の事態を減らすことを望んでいます。
それには、誰もが手軽に利用でき、希薄になった人とのつながりをLINEを使って再構築することで実現します。
本来、急増する現役世代の孤独死は行政が行うべきこと課題だと思いますが、現状では対応や対策をしている部署はまだありません。
エンリッチでは、このサービスが行政が行うサービスとなるよう活動しています。

希望する支援内容
LINEのAPIを利用したプッシュ配信のカスタマイズ設定

プロボノワーカーとして、LINEのAPIを利用したプッシュ配信のカスタマイズ設定に関してご協力いただける方を募集しています。
現在稼働しているシステムを改修し、今後、地域毎に存在するグループLINEへの情報配信をカスタマイズをしていきます。
例えば、〇〇区のグループに対して、事前に複数の配信内容を登録して期日に送信できるようなデータベースとLINEAPIを連携したシステムの追加(現在は、固定情報を登録されている配信間隔に自動送信中)により、単なる安否確認だけでなくプラスアルファの地域の情報を配信することで、引きこもりな方を地域のコミュニティへの参加を促したり、行政が提供するサービスへのステップアップを図ることができると考えています。

こんな人に
LINEの仕組みで社会を変える

LINEの仕組みをよく理解されている開発者の方にご協力をお願いいたします。
行政では、LINEの公式アカウントを持っているところが増えて来ています。
そことの連携や、ASPでの見守りサービスの配信なども考慮して新たな仕組みづくりのお手伝いをお願いいたします。

もっと詳しく
所在地
〒 133-0051
東京都江戸川区北小岩2-18-16
ホームページ https://www.enrich.tokyo
SNS
関連情報
活動場所
活動は関東中心ですが、利用者は全国です。
希望する活動時間帯
随時
交通費
なし
報酬等
なし
その他

・現状では「見守り」は無料のサービスですが、行政への導入で費用を頂こうと思っています。成立すれば謝礼をさせて頂きます。

募集を終了しました
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過去の参加者の声
KC(デジボノ)
さん
この度は、貴重な機会をいただきありがとうございました。高齢者の孤独死などは、ニュースにもなるのでよく目にしますが、現役世代にも身近な課題だと認識でき、非常に勉強になりました。プロジェクトはリーフレット作成でしたが、ヒアリングや調査において、私自身とても勉強になりました。 世の中に必要なサービスとの認識を強く持ちましたので、みなさまの活動が更に発展することを祈っております!
さん
期間
2022年11月30日 〜
2022年12月27日
気づきが得られた!!
時間を守ってくれた
アイデアが豊富
知識・専門性が豊富
”一緒にやってる感”があった
スピード感がすごい!!
コミュニケーションが取りやすい
目指す目標が明確
社会課題について考えるきっかけになった
困難な社会課題にチャレンジしている