2
月
15
日
(土)
13:00〜14:30
募集中
申込締切
2月10日 (月)
参加費
2000円
生きた時代の違う「若者の死」
竹内浩三氏・1945年23歳没 香田証生氏・2004年24歳没
2人の若者の死が教えること!
2人の若者の死が教えること!
≪竹内浩三氏≫(1921年ー1945年、23歳で死亡)
『骨のうたう』を書いたのは1942年、まだ戦地に行く前の21歳の時。終戦後を見通して、「故国は発展にいそがしかった、女は化粧にいそがしかった」、そして骨は誰からも振り向かれず、「こらえきれないさびしさや」「絶大な愛情のひびきを聞きたかった」と。彼は1944年にルソン島の戦闘で行方不明となり、骨となっても戻れなかった。人として情愛の中で生きたいと、素直につづった詩は、現代人に突き刺ささる。
『骨のうたう』を書いたのは1942年、まだ戦地に行く前の21歳の時。終戦後を見通して、「故国は発展にいそがしかった、女は化粧にいそがしかった」、そして骨は誰からも振り向かれず、「こらえきれないさびしさや」「絶大な愛情のひびきを聞きたかった」と。彼は1944年にルソン島の戦闘で行方不明となり、骨となっても戻れなかった。人として情愛の中で生きたいと、素直につづった詩は、現代人に突き刺ささる。
≪香田証生氏≫(1979年生、2004年、24歳で死亡)
自分を見つめ、本当にやりたいことを見つける“自分探しの旅”に出るといって、ワーキングホリデーでニュージーランドへ行き、語学の勉強をした。
自分を見つめ、本当にやりたいことを見つける“自分探しの旅”に出るといって、ワーキングホリデーでニュージーランドへ行き、語学の勉強をした。
そのあと次いでに、戦争が起こっている国を「見てみたい」と、バグダットへふらっと行き、人質となって殺された。止めた人によると「何とかなりますよ 」と軽い気持ちでだった。自分に向きあって生きようとしていた矢先だったかもしれないが、平和ボケした日本の犠牲者だったのか。
本講座では、作品『骨のうたう』他を鑑賞し、「時代・若者・死」を考えます。
【講 師】
井上治代(認定NPO法人エンディングセンター理事長・エンディングデザイン研究所代表 )
井上治代(認定NPO法人エンディングセンター理事長・エンディングデザイン研究所代表 )
【日 時】
2025年2月15日(土) 13:00~14:30
【会 場】
町田いずみ浄苑見真堂2階ホール 定員30名 要予約
【受講方法】
対面授業 OR 後日映像 (どちらかお選びください)
【受講料】
一般 2,000円
対面の場合 当日現地払い
※後日映像の場合 申込受付後、該当授業日の10日前までにお支払いください。
下記口座にお振込みください。
銀行振込(ゆうちょ銀行)の場合
記号番号:00150-0-148558 加入者名:エンディングセンター
銀行振込(みずほ銀行)の場合
みずほ銀行 多摩センター支店(店番257)普通 1125628
口座名:特定非営利活動法人 エンディングセンター
口座名:特定非営利活動法人 エンディングセンター
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≪講師紹介≫井上治代
認定NPO法人エンディングセンター理事長、元東洋大学ライフデザイン学部教授。主な著書は『最期まで自分らしく』『墓をめぐる家族論』 『墓と家族の変容』 『子の世話にならずに死にたい』 『桜葬-桜の下で眠りたい』 「集合墓を核にした結縁―「桜葬」の試み」(『地域社会をつくる宗教』) 「死生観なき時代の死の受容」(『「終活」を考える』)など多数。
案内人
佐田智恵子
(
サダチエコ
)
さん
当日は私がご案内します!
ぜひご参加ください。
本イベントに関するお問合せ
info@endingcenter.com
045-850-1212
(担当:
佐田智恵子
)
本イベントの主催者について
エンディングセンター
1990年、未婚・離婚・子どものいない生き方が市民権を得たにもかかわらず、お墓は旧態依然として継承制をとっているため、跡継ぎがいない者にはお墓を売ってもらえないという問題が顕著に。当団体は、継承を前提としないお墓の普及活動を行い、2005年には団体自ら、「桜葬」(樹木葬)という継承者を必要とせず、かつ自然に親和的なお墓を実現させました。また無縁社会の到来で家族機能が弱まる中、「もう一つの我が家」と名付けた一軒家で、単身高齢者や配偶者を喪失した高齢者等が孤独・孤立しないようサークル活動や相談業務を実施。さらに自らの死後に喪主を確保できない人たちのために身元保証や葬儀・死後事務などのサポートも行っています。現在会員数3800名。
〒
195-0051
東京都町田市真光寺町338-12