神奈川県藤沢市に２ヶ所、茅ヶ崎市に１ヶ所、横浜市に１ヶ所の計４ヶ所の事業所があります。
利用者は身体に重度の障がいがあったり、家族や看護師によるたんの吸引や、胃に開けた穴からの栄養注入などの医療的なケアが必要な幼児から成人の方々です。年齢に応じて「児童発達支援」「保育所等訪問支援」「放課後等デイサービス」「生活介護」の中から必要なサービスを利用して頂いています。

団体立ち上げの背景には、障がいのある子どもを持つご家族からの「車いすで遊べる場所がない」「子どもたちがのびのび過ごせる場所がほしい」「もっといろいろな体験をさせてあげたい」といった声がありました。「障がいのある子を『見る』施設でなく、障がいのある子が『思い切り身体を動かしたり、自由に遊べる』施設を作ろう」「障がいのあるなしに関わらず子どもたちが一緒になって遊べる場所を作ろう」「大型遊具で思いっきり遊べる場所にしよう」という思いから設立しています。

団体の特徴として「地域に開かれた施設であること」と「子連れ出勤が可能であること」があります。
地域の人たちとの交流のきっかけになるように、子どもたちが利用する以外の時間帯にヨガやピラティスの教室として室内を開放したり、敷地内のインクルーシブ公園を地域の子どもたちが自由に使えるようにしています。また、障がいのある子とない子が子どものうちから一緒に遊びながらお互いを知ることが必要との考えから、スタッフは子連れ出勤が可能です。