岡山大学学術研究院 環境生命自然科学学域 山口大介助教の技術は、スーパーエンジニアリングプラスチックであるポリイミド（PI）フィルム同士を，前処理・添加剤・接着剤を一切使用せずに溶着するという，これまでに実現されていなかった技術です。PIは化学的に安定で構造が非常に強いため、逆に溶着することができないとされていました。
山口助教の技術を使えばPIフィルムの用途が一気に広がり、工業用・宇宙用など様々な展開が期待できます。今まで誰も思いつかなかったような用途や新しい価値も生み出せるかもしれません。

【プロボノワーカー】として、【「フィルムをくっつける技術」で社会を変える広報活動（事業アイディアのビジュアル化と資料等の作成）】に関してご協力いただける方を募集しています。
プロボノワーカーとして、イラストが得意な方による資料作成、可能であればウェブサイトデザインなどを通して展示会対応や技術資料作成を行なってくださる方を求めています。
現在、社会実装の初期段階から顧客フィードバックに基づく製品化・ビジネスモデル検討を主導する経営人材1名が山口先生を支援していますが、事業アイデアをイラスト化したり、資料やウェブデザインを作成したりできる人材が不足しています。
まずは3か月間伴走し、展示会対応や技術資料作成などを通して先生の技術を理解し、長期的に広報マネージャーとして事業展開をサポートできる人材を求めています。

この技術は社会において、安全性の確保、消費電力の削減、生産効率の拡大など、多くの価値をもたらす可能性を秘めています。その可能性を一緒に探り出し、実現していけることを楽しみにしています。

本プロジェクトは大学発スタートアップ創出支援活動です。
ご応募いただいた方は別途Palette事業についての同意をいただきます。
また、Palette事業担当者と先生（研究者）との2回の面談を行います。詳しくはPalette事業担当者との面談時にお話しいたします。