河北潟湖沼研究所は、1994年の団体設立より河北潟やその周辺で多様な環境保全活動をおこなってきました。「生きもの元気米」の取り組みは新しい農業の可能性を切り開く力を示しました。連携の活動が進み河北潟に注目する人が増えるなどの成果が出ています。一方で、河北潟の水が生み出される流域に目を向けると、里地里山の荒廃、高齢化と過疎が一層進み、一部の集落は崩壊へ向かっています。河北潟周辺と比べ、人口は圧倒的に少なく問題は深刻です。下流域に住む人々が上流域との関係を深め、自然環境の維持と自然の恵みに依拠した地域の再生を進める必要があります。
現在、河北潟流域の環境保全活動や交流活動を進める拠点として、築70年の古民家を「吉倉交流館」として活用しています。 既に、休耕地を再生した水田での米づくりや、農薬不使用での野菜栽培、里山の再生活動などの取り組みをはじめています。
「流域の森や農地に支えられた汽水生態系の復活により、河北潟から豊かさを持続的に享受できる地域を目指します」
流域全体が無農薬となり、ヤマトシジミ、ウナギなどが生息する河北潟が復活し、潟漁が営まれて食卓も豊かになります。水草が増えて水も透明になり、清湖のきれいな水と自然が取り戻された流域にはいろいろな地場産業が発展しています。「河北潟」は地域に活力を与え続けます。それが私たちの未来ビジョンです。
流域の自然環境を保全し活用するためには、上流域の活性化が欠かせません。当面の取り組みとして、下流域での河北潟と人との関係をつくり深めていく活動と同時に、過疎高齢化する上流域の活性化の取り組みを並行して行っています。
【プロボノワーカー】として、【河北潟流域の環境保全と活性化に向けた新規事業の立ち上げ】に関してご協力いただける方を募集しています。
私たち河北潟湖沼研究所は1994年の団体設立より、河北潟やその周辺でさまざまな環境保全活動をおこなってきました。外来植物の除去活動、生物多様性を守ることで米の価値を高める「生きもの元気米」、毎年恒例となり毎回数百名が参加する「河北潟クリーン作戦」等、継続した活動により大きな成果が出ています。
一方で、河北潟の水が生み出される流域に目を向けると、里地里山の荒廃、高齢化と過疎が一層進み、一部の集落は崩壊へ向かっています。河北潟周辺と比べ、人口は圧倒的に少なく問題は深刻です。下流域に住む人々が上流域との関係を深め、自然環境の維持と自然の恵みに依拠した地域の再生を進める必要があります。
そのため、津幡町吉倉にある築70年の古民家を「吉倉交流館」と名付け、上流域の拠点として活用しています。 既に、休耕地を再生した水田での米づくりや、農薬不使用での野菜栽培、里山の再生活動などの取り組みをはじめています。
下流域のでこれまで活動を継承し、さらに上流域の拠点を活かして、上~下流が繋がる新規事業を取り組みたいと考えておりますが、地方ゆえの人材の不足を実感しています。また、これまでもサービスグラント様を通じて支援をいただき、多くのプロボノの皆様に関わっていただき事業へのアイディアをいただきましたが、実施の段階でのマンパワー不足の壁があります。そこで今回は、事業計画の策定と試行を一緒に進めていただけるプロボノワーカーを募集します。
専門スキルを活かして河北潟流域の課題に取り組んでいただける方を募集します。
流域の環境課題の解決と活性化のため、新しい事業を始めたいと考えています。たとえば、
・流域の自然を体験できるツーリズム
・地域資源の掘り起こしと製品化
・集落ごとの小さな拠点づくりと拠点による小さな事業の実施
・流域での農産物認証制度の確立
などです。
こうした複数の小さな事業をつくり、地域の中で展開していくことを展望しています。現在、ツーリズムをひとつの柱と考えていますが、ツーリズムだけに限らず地域資源を活かした小規模の事業を複数展開できたらと考えています。
こうした事業を通じて流域の新しい関係性を構築し、流域内の経済循環、流域の多様な主体の協働による新たなコミュニティの形成を目指します。
このような取り組みに興味を持ち、自分事として取り組んでいただける方、あるいは少し長期的に事業化のお手伝いをいただける方を募集します。
また、単に専門スキルを提供いただけるだけではなく、河北潟流域と継続な関わりを持ちたいと考えている方の応募を期待しています。たとえば、
・将来、ご自分で河北潟流域において事業展開したい方
・河北潟湖沼研究所のスタッフとして一緒に事業展開したい方
・副業としてあるいは関係人口として河北潟流域と長く繋がっていただける方
ただし、現時点で確定している必要はありません。そのような可能性を少しでも考えている方に応募いただきたいと考えています。
| 所在地 |
〒
929-0342
石川県河北郡津幡町北中条ナ9-9 |
|---|---|
| ホームページ | http://kahokugata.sakura.ne.jp/ |
| SNS | |
| 関連情報 |
・宿泊は当団体の交流館を使用いただきます。活動経費(コピー代等)は実費をお支払いします。
・今回の事業の実施期間は、12月~3月とします。また、来年度も継続的に実施したいと考えています。
4名を上限としてできるだけ複数の方に関わっていただき、異分野のスキルのコラボレーションを目指します。
大まかな実施内容と日程は以下のとおりです。
【河北潟流域の課題についてレクチャー】
1)オンラインにて河北潟流域の課題や私たちが取り組んでいることを学んでいただきます。
・12月前半4回(平日夜2時間程度開催、各2時間程度の講義、アーカイブ視聴可)
2)現地において、地域の状況の視察、関係者からの聞き取りをします。
・12月後半の土日または年末年始期間(1泊2日)
【ミーティング】
1)グループディスカッション:複数の支援いただく方々と課題の共有と事業展開の可能性を探ります。
・現地:1月前半の土日(1泊2日)
2)オンラインでのミーティング:グループディスカッションの継続としてオンラインミーティングを実施します。
・オンライン:1月後半の平日夜
【計画づくり】
事業化の計画づくりを進めます。チームとして取り組むか、個々人がそれぞれ計画をつくるかは、グループディスカッションの結果から決めることとします。
・現地:2月前半の土日(1泊2日)
・オンライン:2月後半の平日夜義
【事業の試行】
計画内容により試行内容は調整します。
短期的に試行が実施できる計画の場合は、簡易な方法による試行を行います。例えば、ツアー企画であれば、関係者によるモニタリングツアーなどを実施します。短期的な試行が難しい計画であれば、全国で既に実施されている類似の事例の視察をおこないます。
本格的な試行は次年度以降の課題とします。
・可能な場合は3月前半に実施
※第1次プログラムの到達点を評価し、今後の展開の可能性があれば、次年度もプログラムを続けていくことを考えています。
河北潟の環境保全と地域社会を長年真摯に支えてきた団体です。企業のプロボノで1度、ふるさとプロボノでも1度、マーケティング調査やエコツーリズムのプログラム提案のプロジェクトをご一緒させていただいたご縁があります。今回は、小規模であっても具体的に地域の持続性を守るアイディアの実行可能性をとことん追求するアドバンス版プロボノ。プロボノの意見を真剣に受け止め力強く前進させる熱量ある団体の皆さんと、プロボノのスキルが地域の未来を形作る価値ある実感をぜひ一緒に!