東京都武蔵野市にて、主に精神疾患・精神障害、発達障害を抱えた方に対し、自分らしく「働く」という選択を提案し、サポートしています。
職に就くことがゴールではなく、働き続けること、または生活の中に「働く」ことがあることで、その先にあるそれぞれの方が希望する生き方に近づくことが実現できると考え、障害福祉サービス事業を運営しています。
利用者様おひとりに対して1名以上の担当スタッフを配置し、ご希望のペースや条件等によりオーダーメイドの個別支援を提供し、職業準備性や障害の軽重に囚われず、スピーディーで柔軟な対応を行っています。
私たちルンアルンは、自分らしく働く、という希望をかなえるため、主に精神疾患・発達障害を抱える人たちの就労と暮らしをサポートしています。そのために、これまでの画一的な集団職業訓練の考え方と異なるIPSモデル(個別支援を重視するもの)という手法を業界内に普及させる努力を重ねつつ、将来は障害を抱える方だけでなく、働きにくさに直面しているあらゆる就労困難者とされる方々にとっての「働きたい」希望をかなえられる社会を実現していきたいと考えております。
【プロボノワーカー】として、【障害者の職業生活を応援する団体の紹介チラシの作成】に関してご協力いただける方を募集しています。
日本での一般的な就労支援は集団型の訓練で一定のスキルを備えた労働力の供給を目指すというスタイルがいまだに一般的です。その結果、集団の研修になじめなかったり、就労までに長期間を要したり、また、就労先とのミスマッチが起こりやすい問題が長年指摘されてきました。
これに対し、私たちは科学的エビデンスに基づきその効果が実証されているIPSモデルを採用しています。これは集団型ではなく個別最適化された支援というべきもので、また、働く条件に訓練を課すというよりは、「働く」ことそのものがリカバリーの一部であり、その後に定着する支援も手厚く重視していくという考えに基づいています。就労期間の平均実績は、訓練開始後6か月です。日本では、このようなIPSモデルを導入した訓練所は0.6%しかないと言われています。
しかしながら、私たちはまだまだこうしたルンアルンとIPSモデルの強みを社会にわかりやすく伝えることができておりません。また、利用者向けのパンフレットはあるものの、受け入れ先企業向けの広報物がありません。そこで、一緒に言語化、伝え方を整えて受け入れ先企業にわかりやすく私たちの活動を説明するチラシを作成してくださるプロボノを募集しています。
具体的には、私たち作成し現在使用しているたパンフレット・ホームページ等、既存情報の整理のための2~3回のワークショップを経たあとに、1か月程度で新たなチラシのデザイン、レイアウトを完成していただきます。
このチラシは、近隣の企業の人事担当責任者、利用された方の就労先企業に配布し、受益者の希望に合わせた職場開拓、受け入れのお願いをする際、また、就労後の定着支援について私たちのプログラムの強みをご説明するために利用します。
私たちは、どんな人でもその人に「働きたい」という希望さえあれば、働くことができると考えています。しかも、働き始めるということそのものが、その方の抱えている問題を解決する一助になり得ると考えています。世にあまたある就労支援の在り方の中で、IPSモデルによる個別支援こそが、こうした「個別支援」を実現できるのです。
今回は、障がい者就労の受け入れを呼びかける際や、就労後支援について説明する際などに役立つ就労先企業向けのチラシを作って、私たちの活動を知っていただくための強力なツールにしたいと考えています。多様性を認めあう社会づくりの一翼を担いたいというあなたに、ぜひ我々にお力をお貸しいただきたいです。
具体的には、最初の1か月で平日の夜に3回のワークショップを実施(当方は職員2名が関与いたします)し、その後の1か月でのチラシ=パンフレット(A4表裏)のデザイン等を完成いただくことを想定しております。
ホームページ | https://roongarun.com/ |
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・今回のプロジェクトを通して、障害を持つ方への支援の取り組みが一層広がることを期待しております。
また、制作ソフトはパワーポイントもしくはCanva(無料バージョン)を希望いたします。