このたび、弊社は視覚障がい者の皆さまの情報アクセスを支援する取り組みをさらに発展させるため、
2024年10月9日をもって、株式会社から特定非営利活動法人(NPO法人)へ移行することとなりました。
これまで、情報通信機器の開発・販売を通じて、視覚障害者の方々の暮らしをより便利に、豊かにするための製品とサービスを提供してまいりました。今後はNPO法人として、より一層公益性を重視した活動に取り組み、社会貢献に向けた一層の努力を続けてまいります。
NPO法人への移行の目的
1. 公共性の追求
営利を目的としない法人形態に移行することで、視覚障がい者の方々への支援を主軸とした社会的使命を明確にし、より多くの方々に貢献できる体制を整えます。
2. 活動の透明性と信頼性向上
NPO法人として、活動内容や財務状況を公開し、地域社会や支援者の皆さまからの信頼をより深めることを目指します。
3. 協力体制の強化
行政機関や他のNPO法人、ボランティア団体、支援者の皆さまと連携を深め、幅広いネットワークを活用して課題解決に取り組みます。
視聴覚障がい者がより自立した生活を送れる社会の実現を目指し、点字変換アプリにとどまらず、障がい者が必要とする多様なアプリの開発を模索しています。支援団体との連携を深め、現場の声に基づいて、いま本当に必要とされるアプリの企画と開発を進めてまいります。
この取り組みでは、4~5人のチームを編成し、2週間に1度のブリーフィングを通じて計画を共有・調整する開発体制を整えます。また、地域の学校や企業との連携を強化し、情報収集を行いながら、視聴覚障がい者が能力を最大限に発揮できる環境の整備を推進します。
これらの活動を通じて、情報へのアクセス障壁を取り除き、視聴覚障がい者が活躍できる社会を創るための一助となることを目指しています。
【プロボノワーカー】として、【視聴覚障がい者のためのアプリ開発】に関してご協力いただける方を募集しています。
視聴覚障がい者の情報取得をサポートする点字変換アプリの開発にサポートしていただける方を募集しています。
【 背景と目的
】
視聴覚障がい者の方々は、日常生活において情報にアクセスする際、多くの困難に直面しています。特に、文字情報を正確かつ迅速に点字に変換する技術が不足しているため、情報取得がスムーズに行えないことがあります。この課題を解決するため、私たちは「視聴覚障がい者がより自立した生活を送るためのサポート」を目的に、点字変換アプリを開発しています。
この活動は、障がい者の情報アクセス権を支援する活動の一環として行われています。特に、視覚障がい者の方々が日常的に必要とする文章やデジタル情報を点字に変換するプロセスを効率化し、使いやすいツールを提供することを目指しています。
【 現在の進捗と課題 】
アプリ開発は、AI技術を活用した「BOLT」プラットフォーム上で進められています。現在、基本的な点字変換機能は実装されていますが、以下の課題に直面しています。
* 特定の文字や単語が正確に点字へ変換されない
* 一部の文字が誤って漢字に変換されてしまう
これらの問題を解決することで、視聴覚障がい者が安心して利用できる正確で信頼性の高い点字変換を実現したいと考えています。
【 ご協力、サポートいただきたいポイント 】
* 点字変換ロジックの改善に関する技術的アドバイス
* 特定の文字列処理やアルゴリズムの設計に関することやアプリ化における知見の提供
* AIを活用した自然言語処理や文字認識技術に関するサポート
【 プロボノワーカーに期待すること
】
このプロジェクトにおける技術的な側面を支えることで、多くの視聴覚障がい者の方々の生活をより豊かにするアプリの実現に寄与いただけます。また、この活動を通じて、社会的課題解決に向けた重要な一歩を共に踏み出すことができます。
所在地 |
〒
220-0042
神奈川県横浜市西区戸部町 |
---|---|
ホームページ | https://www.bfj-yokohama.com/ |
SNS |