大学病院は豊富な知識・経験や症例を保有して高度な医療を提供しているのに、それらが中小病院や診療所には共有されず、医療機関が提供している医療の品質に「ばらつき」が存在しているという社会課題がメディカル指南車設立の動機でした。この社会課題を解決するために大学や大学病院に所属する教員や専門医の先生方と知識情報処理の研究者が集合し、メディカル指南車を設立しました。
私たちは医療従事者やすべての市民・国民に対して疾患の早期発見や予防につながる効率的な知識獲得手段を提供することにより、患者やその家族の肉体的・経済的あるいは精神的な負担軽減を実現し、健康で長生きできる生活を提供するにより地域医療に貢献することを目的として活動しています。
理事長
宮本正喜 (サニーピアクリニック 院長)
(兵庫医科大学 名誉教授)
副理事長
笹井浩介 (特定非営利活動法人メディカル指南車)
理事
真田 茂 (公立小松大学 保健医療学部臨床工学科 学科長 教授)
石垣恭子 (兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科 教授)
竹村匡正 (兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科 教授)
仲野俊成 (関西医科大学 大学情報センター 准教授)
打田佐和子 (大阪市立大学大学院 医学研究科 肝胆膵病態内科学 講師)
加藤正彦 (株式会社インテグレート アズ 代表取締役)
松岡真功 (株式会社BlueMeme 代表取締役)
監事
玉川裕夫 (公益社団法人日本歯科医師会)
松藤隆則 (京阪藤和法律事務所 弁護士)
運営委員
高見美樹 (兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科 准教授)
松井隆司 (ITコンサルタント)
NPO法人メディカル指南車では設立目的を達成するために以下の活動を行っています。
1. 見落としや医療過誤による重症化や死亡例が社会問題となっている画像診断分野では、医療従事者に画像診断の知識・経験や症例を提供すべく以下のサービスを提供しています。
・AIが画像診断の知識・経験や症例を提供する”画像診断ナレッジサービス”を医療従事者に対するオンラインサービスで提供しています。すでに兵庫県立加古川医療センターにおける研修医の教育や、鈴鹿医療科学大学における診療放射線技師の教育に利用されていますが、画像診断の習得が必要な医学生、研修医、医師の皆様にお使いいただくように普及促進を行っています。
・令和2年度補正予算「中小企業等事業再構築促進事業」として画像診断の専門知識を提供するためにYouTube上に「画像診断オンライン講座ちゃんねる」を公開すべく準備を行っています。この取り組みに協賛して一緒に運営してくれる賛助会員および協賛金の募集を行います。
https://www.medicalshinansha.or.jp/diagnosis-i/
2. ヘルスケア領域では生活習慣病の中でも、予備軍を含め約2,000万人とも言われる「糖尿病」に焦点を当て、健康長寿の指針となる以下のサイトを公開しています。
・ご自身の状態を把握するための「糖尿病危険度チェック」
・糖尿病を予防、改善するための「食事療法」「運動療法」
https://www.medicalshinansha.or.jp/healthcare/
多くの医療従事者や患者およびその家族に我々の成果を利用していただくための普及活動と、賛助会員としてこの取り組みに協賛していただける企業、団体の皆様の募集を行っています。
これら取り組みはSDGsの目標3(すべての人々の健康的な生活を確保する)に向けた取り組みであり、さらに目標4,10,17も目指しています。SDGsに取り組む皆様と共に運営するサイトを目指します。
プロボノワーカーとして、当法人の画像診断や糖尿病サイトの取り組みに協賛していただける企業、団体や、糖尿病サイトを必要としている自治体、健保組合などのピックアップと、それらへのアプローチ方法を一緒に検討していただける方を募集します。
・アプローチ先のリストアップ
メディカル指南車の取り組みに協賛していただけそうな企業、団体などのピックアップ。
メディカル指南車の提供している画像診断や糖尿病サイトを活用していただける自治体、健保組合、企業などのピックアップ
(例えば糖尿病であればインターネット上の記事などを検索して、住民や社員の健康管理に力を入れている地方自治体や健保組合、企業などのピックアップ)
・各アプローチ方法の検討
それぞれの企業や団体のどの窓口にどのようにアプローチすれば成功確率が高いかの立案。さらに自らの人脈を駆使して成功確率を向上させるための人脈確保などの取り組みの実施
メディカル指南車の”画像診断ナレッジサービス”は、総務省「異能vationプラグラム」企業特別賞を受賞し、画像診断機器や電子カルテとの連携が期待されています。
https://www.medicalshinansha.or.jp/release/#d20220114
メディカル指南車の糖尿病サイトの”糖尿病危険度チェック”は東京都足立区の糖尿病月間に住民に配布するリーフレットに採用されました。2ページの左下をご覧ください。
https://www.medicalshinansha.or.jp/pkobo_news/upload/95-0link_file.pdf
メディカル指南車では見落としによる疾患の重症化が社会課題となっている画像診断と、予備軍も含め約2,000万人ともいわれる「糖尿病」に焦点をあて、健康長寿の指針となる取り組みを行っています。
画像診断についてはこれまでにも多くのニュースリリースを発信して取材を受けてきました(新聞社取材参照)。またフィリピンから研修生を受け入れて講習なども行っています(フィリピン研修生との記念撮影参照)。これからも我々の取り組みに対する認知度をさらに高めていく必要があります。
当法人のホームページにこれまでのニュースリリースを掲載しています。
https://www.medicalshinansha.or.jp/
一方、糖尿病は重症化すると様々な合併症を引き起こす恐ろしい病です。そのために予防や早期発見が重要になります。しかしその危険性を伝える仕組みは十分ではありません。
メディカル指南車と一緒にこれらの社会課題と向き合ってくれる仲間を募集します。医療の知識は必要ありません。営業のノウハウや人から共感を得て支援してもらえるようなスキル、経験をお持ちの方を歓迎します。
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・特にないと思います。