国際芸術家センター(International Artists Center、略称IAC)は、文化交流を通じて国際相互理解を深め、平和に寄与する目的で活動をしています。原点は広島で被爆した設立者たちの平和への祈りの舞踊劇、「ノーモアヒロシマズ」を1950年代に公演したことでした。1960年に世界平和の一助にと、IACを民間団体として設立、また、当時の文部省の助成で「日本民族舞踊団」を設立、同団は、日本政府の派遣文化使節として多数の海外公演を実施、2018年から「ODORI JAPAN」として再編成し活動しています。設立当初は各国の芸術家との交流事業(団体名の由来でもあります)が中心でしたが、その後変遷を経て、現在は幅広い国際文化交流の活動をしています。各国大使館との長年の信頼関係を軸にし、文化交流を目的とした大使館との共催イベント、自治体との文化交流事業も実施しています。コロナ禍のこの2年間は、各国大使館や自治体との協力でオンラインイベントを実施しています。2006年にNPO法人に移行しました。
活動の合い言葉は、「世界いっぱい、文化いっぱい See the World Experience the cultures」です。
当団体は民間団体として、60年以上、各国大使館との協力の下「様々な文化交流を通じて国際相互理解に貢献する」という活動に取り組んで参りました。
この伝統と歴史がある活動を継続し、次世代に繋げていきたいと考えておりますが、コロナ禍により今までの様な文化交流イベント開催が制限され、支援者の拡大を図って行く為には新たな手法やアイデアを用いたイベント企画や広報活動が必要と考えています。
今後の取組としては、国際芸術家センター(IAC)の特色を活かしつつ、オンラインなど新しいツールを利用する方法も考えながら国際文化交流活動の更なる活性化を図りたいと考えています。
また、会員やイベント参加者を増やし、IACとして信頼関係のある在日大使館との双方向交流の拡大による国際相互理解を深め、益々平和に寄与していけることを願っています。
現在の文化交流活動 例:
・大使館でお茶を:在日公館での外交官との食文化、おもてなしなどの異文化体験
・学生記者が大使館に聞いてみた:日本各地の学生による取材(高校生・大学生の活動を支援し、将来的「地球スペシャリスト」を育成するための各種活動)
・日本各地の2020東京五輪のホストタウンと当該国の交流事業
・大使や外交官に同行し日本各地を訪問、日本文化の魅力の発見ツアー
今後の目標
既に実施している上記の事業をコロナ後にはさらに工夫しながら、オンライン事業の継続、それに合わせてリアルイベントとして日本各地、将来的には海外でも事業を実施したいと考えています。そのためには、IACの活動を理解し参加してくれる人たちが日本各地で増えていくように、また、企業の特に資金面での支援を得たいと思っています。
プロボノワーカーとして、【広報戦略】企業や団体からのプロジェクト支援を得るために関してご協力いただける方を募集しています。
企業に支援依頼をする中で、担当者には活動を理解してもらえるものの、短期的な成果が見えづらい事を理由に、決済権を持つ上長の理解が得られない、役員会などで最終承認が得られない、といった結果になった事がありました。
せっかくつかみかけたきっかけを確実に支援に結び付けていくために企業向け広報活動の支援をお願いしたいと考えています。
具体的にはIACの活動に関する企業向け広報資料の作成や、企業向け広報戦略の提案、またIACの目指す姿の理解を深めつつ、企業の興味も引く文化交流イベントの提案などの支援をお願いします。
IACとの関係の深い大使館は、東欧・アフリカなど比較的規模の小さな大使館や日本との交流チャネルが少なく、まだ日本でも馴染みの薄い国もあります。その様な大使館より、通商拡大の相談(自国産ワインの広報・宣伝など)や要望を受けることもあり、そういった要望も含め、企業にどう繋げて行けばよいか、と言った相談にも乗って頂ければと思っています。
コロナ前は、大使館との交流を大使館で行うということが大きなIACの強みであり、それで会員も集まっていました。
コロナ後の状況が同じようにはなかなかならないと思います。大使館との今までの信頼関係という見えない財産をどう生かして事業を膨らませていくか一緒に考えていただきたいと思います。
支援者の方に出して頂いたアイデアなどを基に広報活動を充実し、できれば共に広報活動を実践して達成感を味わって頂けるような取り組みにしたいと思います。
また、IACやNPO活動への理解を深めて頂きたいので、IACの活動や現在の文化交流イベントなどへの参加も大歓迎です。
IACの理念として年齢・国籍などを問わず多様性を大切にしており、多様性、柔軟さを活かした活動を共に考え、実践に繋がる提案をまとめて頂ける方のご応募をお待ちしております。
非営利の活動で、収支のバランスを取りながら行うことが難しい状況を続けてきました。文化交流を企業からも活動を支援していただけるアイディアをお持ちの方、また企業のCSRやSDGsの取り組みについて実績のある方など、応募をお待ちしております。
ホームページ | https://iactokyo.jp/ |
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・イベント参加いただける場合は、出来るだけご招待(参加費無料)にしたいと思います。定員が少ない場合など何か制限がある場合、ご優待をお願いします。こちらも事前のお話合いをしたいと思います。