隠岐の島の畜産イノベーションへの思いを、言語化するサポートを。
プロボノワーカー
団体
寿畜産
スキル
コピーライティング・広報
募集期限
2023年11月30日 (木)
団体概要
寿畜産 について

公共事業が減少する中、企業としての新分野進出先を模索。平成17年に「企業参入セミナー」に参加し、県の 支援策、隠岐地域での先進事例を知る。
隠岐地区農業の基幹部門であり、代表者個人にも飼養経験があった「和牛繁殖」経営への参入を決意。 和牛飼育に関する地域資源を有効活用することにより低コスト経営を目指している。 
現在繁殖牛78頭
山の地形をそのまま活かした放牧場で、のびのびを牛を育てています!

活動目標
持続可能な隠岐の島ならではの畜産業を応援

隠岐の島町五箇地区で、土木、畜産を営んでいます。
現在、和牛の繁殖牛は過去最高の78頭。放牧をメインとして危険な時、分娩の前後は牛舎で飼養するやり方を取っています。
アニマルウェルフェアと言われる動物福祉の考え方のもと、動物を大切にしながら育て、いただく(食べる)という一次産業のあり方を隠岐島でも広げ、隠岐島が自然と共生する畜産業の先進地という風になって欲しいという思いで日々、取り組んでいます。
畜産業の持続可能性についても考えていく中で、若い世代に一次産業を担ってもらうためには、これまでのやり方を教えながら、頭を使って体で覚えてもらうという所もありながら、機械での効率化を図ったり、ITの力を借りて行かなくてはという考えのもと、牛の首に異常行動を検知する機器や膣内の温度変化から分娩兆候を知らせる器具など、順次、スマート農業を導入して人的ミスを防ぐ努力を重ね、2022年は分娩事故0を達成しています。

その他、今は各農家が頑張って牛を飼いながら空いた時間で餌を作っていますが、仮に、畜産に新規就農をしたい人がいたとしても餌作りだけで手がとられて、牛を構うこと、愛でることができなくなり、それは決して持続可能ではありません。例えば、地域の空き地、耕作放棄地の利活用も含めて、餌を大規模に作る仕組みを考え、島全体の産業に使える餌の生産を共有するなど、一次産業者をバックアップできるようにならないかなど、今後に向けて色々な考えを巡らせています。

隠岐の島には猪がいないので獣害がなく、生産に没頭できる島です。先進的な機械を導入しながら昔ながらの育て方が出来ていて、若い人の従事者もいるというベストバランスを目指して、先端モデル事業を担える島になることをぜひ、応援してください。

希望する支援内容
隠岐の島の畜産イノベーションへの思いを、言語化するサポートを。

【プロボノワーカー】として、【隠岐の島の畜産イノベーションへの思いを、言語化するサポートを。】に関してご協力いただける方を募集しています。
命をいただいて肉になるまでの間は心地よく飼育するという動物福祉の考えがあります。動物を大切にしながら育てていただく(食べる)、という一次産業のあり方に同じ思いを持つ人がつながり、注目を浴びることによって、島の活性化にも繋げていきたいと思っています。
隠岐の島の産業は動物にも自然にも社会にも優しいということの先端を行っているよ、と言えるような準備をしていかないといけないと熱い思いを持っているが、どこにもつながらない。こういう考えがあるから賛同しませんか?共感して仲間になってくれる人を集めるためには、言葉が必要です。
島の畜産を強くするのには機械の力、島外からの意見が必要と思い、今回は思いの言語化、伝えたい言葉が伝わるように一緒に考えてくださる方を募集します。

隠岐島が自然と共生する畜産業の先進地という風になって欲しい思いを、自社で実践するだけではなく、それを発信したり、PRをして理解してくれる仲間を集めるために、言葉を考える中で、その基準を明確にしたりするなど、実現に向けて一緒に準備してくれる方を募集します。

こんな人に
何よりも愛がある方とぜひ一緒に。

プロとしてのスキルというよりは、愛情深い方とご一緒できれば嬉しいです。
動物、人間との共生について考えをお持ちだったり、思いやりのある方と一緒に言葉を紡ぐことができればと思います。
放牧を中心に牛を育てる今の畜産のあり方を、”こうあるべき”という伝え方ではなく、こういう考えを持ちながら育てていることを発信するお手伝いを希望します。
隠岐島の中でも仲間を集めて共通の先進モデル作りを目指すことに繋がるようなキャッチコピーづくりを目指したいと思います。

隠岐の島に実際に滞在をして畜産の現場も体験しながら、命をいただく一次産業のあり方や、若い人が産業を担える構造に変えていくことなど、色々ディスカッションをする中で、自分の考えもまとめながら、島内外の人に伝えていく基礎固めをご一緒いただける仲間を求めています。
牛、かわいーよ。

もっと詳しく
SNS
活動場所
隠岐の島町五箇地区
希望する活動時間帯
応相談
交通費
あり 【 詳細は「その他」をご確認ください。 】
報酬等
なし
その他

・・NPO法人サービスグラントからのご案内
本プロジェクトは、農林水産省「農山漁村振興交付金(地域活性化対策(農山漁村関わり創出事業))」の採択を受けた事業となります。

【エントリー条件】
①隠岐の島以外に居住する、日本国籍又は永住権を有する60歳未満であること
②2泊3日以上の現地滞在が可能であること(半日以上の農林水産業の作業体験を含む)
③プロジェクト期間は1カ月以上の設定ができること

【交通費・現地滞在費】
現地滞在の移動にかかる費用(現地までの交通費、地域内の移動費)と現地宿泊費(1泊あたりの上限は税込1万円)の総額の8割を上限に、1人通算4回、合計15万円(税込)までNPO法人サービスグラントがサポートします。詳細はプロジェクト成立時に、サービスグラントよりご案内します。

参加者および、生計を一にする親族、同性婚・事実婚等のパートナー1名まで現地滞在費サポートの対象になります。ただし、 農林水産業の作業体験等の現地活動への参加、プロボノ活動への協力が条件(個人ではなく、家族チームでの参加)です。現地滞在へのお子様の同伴も可能ですが、現地滞在費のサポートは対象外となります。

※なお、多様な参加者との関わり創出の観点から、2023年度「ふるさとプロボノ」プロジェクトへのご参加は1人1プロジェクトとさせていただきます。

・ 支援が始まる初期の段階で現場に来ていただき、対面での会合をお願いします。
過去の参加者の声
参加者
NS
さん
期間
2023年10月19日 〜
2024年4月25日

参加者
Asako
さん
期間
2023年10月27日 〜
2024年4月2日