岩手県住田町は、大船渡市や釜石市と隣接する内陸部に位置しており、東日本大震災の際には仮設住宅を設置し数多くの被災された方々を受け入れました。
住田町の仮設住宅の特徴は、町の7割以上を占める森林を活かした、杉材を豊富に使用した木造の建物にあります。2020年に仮設住宅の提供が終了した後、使える部材を有効活用して建設されたのが、町への移住定住の入口となる施設「仕事と学び複合施設イコウェルすみた」です。
イコウェルすみたは、町役場などからほど近い高台に立地しています。2023年5月にオープンし、短期間から住田町の暮らしを体験できる滞在体験棟が2棟、その他、新たな交流拠点となるコワーキングスペースやオフィススペースなどがあります。
イコウェルすみたの滞在体験棟は、1ヵ月単位で、安価な賃料で、住田町の暮らしを体験できる施設です。
これまでに、テレワークでの田舎暮らしを体験したい方や、執筆活動に集中したい方などに利用いただきましたが、より多くの方のご利用いただきたいと考えています。
イコウェルすみたを入口として、住田町とつながる人の輪を、いま以上に広げていきたいと考えています。
【プロボノワーカー】として、【移住定住を体験できる滞在施設案内チラシの作成】に関してご協力いただける方を募集しています。
イコウェルすみたや住田町の暮らしの魅力を効果的に伝え、滞在体験される方を広げるためのチラシ作成にお力添えをいただきたいと考えています。
イコウェルすみたは、ホテルや旅館などの旅館業法に定める宿泊施設と異なる点がいくつかあります。例えば、水道・ガス・電気などの公共料金を別途お支払いいただく、寝具を持参するか別途レンタルいただく、食料や日用品はご自身で買い出しが必要、といったことです。これらは、利用される方にとって面倒かもしれませんが、住田町での暮らしを本格的に体験いただく一歩ともなります。
また、イコウェルすみたの建物は地元の杉材を使用しており、木の香りに囲まれながら過ごすことも魅力のひとつです。
本プロジェクトを通じて、外部の視点でイコウェルすみたの特徴や魅力を洗い出していただき、手に取った人が、住田町での暮らし体験を検討してみたくなるようなチラシをご提案いただけたらと考えています。
なお、チラシのサイズについては、A4・両面程度を想定しています。出来上がったチラシは、役場や町内の主な拠点施設(まち家世田米駅、滝観洞観光センター、協力店舗など)をはじめ、住田町ホームページ上からダウンロードしたり、町外でのイベント出展時等に配布など、さまざまな場面での活用を予定しています。
イコウェルすみたでは、移住後の生活をよりリアルに体験いただけます。地方での生活をお考えの方、2拠点生活をお考えの方、イコウェルすみたはお試し移住ができるだけでなく、町内外の人同士が共に学ぶ機会を創出し、さらには交流し合える場として整備しました。ご興味のある方はぜひ、住田タイムを味わっていただければと思います。
所在地 |
〒
029-2311
岩手県気仙郡住田町世田米字本町31-2 |
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ホームページ | https://www.icowell-sumita.com/ |
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