当団体の理事長の梅川は自閉症の娘の父親で、娘の通う就労支援事業所の職員などの話を聞くと、事業所で利用者の工賃となる利用者が作る手工芸品が、事業所が持っている設備や、作っている利用者のスキルなどで、一般の手工芸作家品に比べデザインや品質が劣っており、その為売り上げが悪いという悩みを聞きました。
よって利用者の工賃アップを目的として、今より更に個性的で、品質が良い売れる商品を作る方法として、商品の色々な製作工程を、各事業所が持っている強みや設備を活かしながら、協働して一つの商品を作り、販売するという事を考えました。その実現化のため、昨年一般企業を定年退職後、本団体を設立しました。
これまで、事業所の現状把握、商品企画、試作、製作指導、販路開拓、一般の方々への活動や商品のPRなどをおこなっています。
尚、2023年は長﨑平和推進協会の「秋月グラント助成事業」にて、「アートバック・ピース・プロジェクト」を行いました。
色々な企業や他団体、事業所間を繋げる事により、障がい者就労支援事業所が作る新しい商品や業務を生み出し、それにより障がい者就労支援事業所で働く方々が受け取る工賃をアップさせる事を目指していきます。現在2年目ですが、昨年は、障害者アート作家が描いた絵を1つの事業所で印刷し、別の2事業所で紙袋にしました。このように、事業所が得意なことを重ね合わせていくことで新たな価値を創造していきます。
【プロボノワーカー】として、【経理処理効率化のサポート】に関してご協力いただける方を募集しています。
結成二年目の当団体ですが、活動経費の管理は、色々な領収書を都度、パソコンで無料会計ソフトに人間が手入力しています。
しかし、入力を忘れたり、どの経費分類が適切か分からなくなることも多々あり、非常に手間がかかっているので、便利なツールを使って自動化できる部分は自動化するなど可能な限り効率化していきたいと考えています。
例えば、領収書をスマートフォンで写真に撮って、画像データから数字と文字を自動的に認識し、それを適切な経費区分に自動分類してクラウド上に保存し、集計したデータ(決算書)をパソコン上で見ることが出来るようになるなど…。経理処理の工数と時間が大幅に削減できるような方法を提案していただきたいです。
スマホアプリやPCソフト、クラウドなどに明るく、事務処理効率化のお手伝い経験がある方、ご支援をお願いします。
なお、私達の団体の様な悩みを持った団体は、全国に多く居ると思います。ご提案いただいた内容は、私たちだけが使うのではなく、広く色々な団体に使って頂きたいと思っています。
ホームページ | https://sites.google.com/view/7er/ |
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関連情報 |
・本プロジェクトは、長崎県が実施する「ながさきプロボノチャレンジ推進事業」の対象事業です。現地滞在費等については、長崎県の県民ボランティア活動支援センターの規定に基づき支給されます。
今まであるようでなかった、障がい者就労支援事業所を“つなげる”ことで新たな価値の創造を目指す団体さんです。
それぞれの「得意」をつなげることで工賃アップを目指されています。
共感いただける方のご応募をお願い申し上げます。