
【背景】
代表の兼松は、幼い頃から精神疾患を抱えた家族二人と生活を共にし、専門学校在学中にその一人の兄の自死を経験しました。
その後、ホームレス状態にある方へのボランティアや相談員として多くの方と出会う中で、自殺を考えるほどに追い込まれる人や、その周囲の人、自死遺族などをこれ以上増やしたくない、という強い想いを抱くようになり、悩み苦しんでいる方たちが少しでも心安らぐことのできる場所の必要性を強く感じ、「心の休憩処engawa」を立ち上げることとなりました。
【想い】
空間(開放的な縁側のある懐かしい平屋)と人(友人のような専門家や当事者)の力を活用し、正解やスピードを求められる社会の中で、内と外をつなぐ縁側のようなあいまいさやスローな時間も大切にしていきたい、という想いを持っています。
【活動内容】
精神的な不調を抱えている当事者やその家族、支援者に向けて、安心して過ごせる居場所を提供しています。主に3つの場でイベントを開催しています。
①engawa:のんびりした雰囲気の平屋で、有料と無料のイベントを開催しています。講師を招いてのイベントや、ボランティアが主催するイベントなど、多様な形式で行っています。個室での 個別相談や鍼灸マッサージ施術も受けていただいています。
②森林:我孫子市や都内の身近な公園や森にて森林浴体験、森林ダイアローグなどを開催しています。森林の中で五感を開くことにより、心身の深いリラックスにつながります。
③オンライン:状況に縛られずどなたでも参加しやすいように、無料でイベントを開催しています。動物のアバターで交流できるお茶会や芸術療法をベースとしたアートクラス、グラフィックレコーディングを用いた個別相談などを行っています。
精神的な不調による生きづらさを抱えた方ががんばらなくていい、ひと休みできる場を届けています。縁側のある平屋を活動拠点として、公園や森での森林浴体験、対話の会、ワークショップ、オンラインでのお茶会など、様々な形でイベントを、月に4-5回開催しています。これまでのイベント開催数は77回、参加者数はのべ327名となり、場の必要性を強く感じています。今後は自宅と兼用している活動拠点を独立させ、常時開設している居場所として機能させることを目指します。
【プロボノワーカー】として、【寄付募集のWebページ作成】に関してご協力いただける方を募集しています。
拠点を独立させ、人員を配置するためにも、まとまった資金が必要な状況です。活動内容を広く知っていただき、より多くの方からご支援をいただくために、メッセージを効率的に伝達し、寄付プロセスをスムーズに進められるWebページを作成したいと考えています。
現在は団体のホームページ上に寄付の案内ページが存在しますが、分かりづらく、デザインもよくないため、どのようなデザインだと目を引くか、支援者に届くのかも悩んでいます。
国内の自殺者数は3年連続で増加しており、30代以下の死因では第1位となるなど深刻な社会課題となっています。精神的な不調による生きづらさを抱えた方が、楽しい、心地良い、大切にされていると感じられるような「生きることの促進要因を増やしていく場所」として今後も活動を拡大させていきたいと考えています。
現在は、代表のワンオペに近い状況となっており、持続的な活動の継続を考えると、適切な人員配置や一部業務のアウトソーシングが必要です。このような活動資金のため団体のWebページで寄付を募っていますがなかなか集まらない状況です。より多くの方に活動を知っていただき、ご支援をいただけるようなWebページを作成したいと考えておりますのでご協力をよろしくお願いいたします。
ホームページ | https://www.engawa9.com/ |
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