
国内の小中高生の自殺者数は2022年に514人と過去最多を記録し、子ども・若者の自殺対策は喫緊の社会課題となっています。特に、悩みを抱える子どもや若者の多くは、専門機関や専門家への相談に心理的なハードルを感じており、友人や家族など身近な人に支援を求める傾向があります。
このような背景から、私たちは自殺対策において「ゲートキーパー」の役割が極めて重要であると考えています。ゲートキーパーとは、悩んでいる人に「気づき」、「声をかけ」、「耳を傾け」、「適切な支援につなげ」、「見守る」存在です。彼らの存在が、子ども・若者にとって命を守るための大きな支えとなります。
2023年に成立した孤独・孤立対策推進法では、「支援者への支援」が明記されており、支える側へのサポートの必要性が政策的にも認識されています。しかし、支援の現場では、身近な友人や知人が支えることの難しさや負担感を訴える声も少なくありません。当法人にも、悩みを抱えた人を支え続けたいと願いながら、その重圧や悩みを抱えるゲートキーパーの相談が多く寄せられています。
そこで、私たちは「ゲートキーパーの育成」と「支援」に力を入れています。具体的には、Zoomやオープンチャットを使った取り組みや、学校への出張など幅広い領域で「ゲートキーパーの育成・支援」を実践しています。
こうした取り組みを通じて、ゲートキーパー自身が安心して活動できる環境を整え、支援の輪を広げることを目指しています。
私たちLightRing.は、子ども・若者の一人でも多くの命を守るための取り組みをこれからも推進し続けます。
ゲートキーパー、支え手の育成と支援を通じて社会全体が一体となり、誰もが安心して相談し、支え合える社会をともに築いていきましょう。
この取り組みにご賛同いただける皆さまと力を合わせ、
子どもや若者が希望を持って生きられる社会の実現に向けて、力強く歩み続けてまいります。
【団体概要】
NPO法人Light Ring.について
Light Ring.は2010年より、「そばで大切な方を守りたい」方が、自分と大切な人の心の病を未然に防ぎ、自分らしい人生を歩み抜けることを応援する、総合的ソーシャルサポートを行っています。
特長としては
①希死念慮者当事者ではなく「そばにいて支えている一般市民」に支援対象を特化している点
②「若者による若者のための」メンタルヘルス課題の解決を目指している点
③精神疾患の治療、では無く"予防"に主眼を置く点
以上の3点をキーワードに、事業活動を続けています。
【活動目標】
取り組む社会課題:『こども・若者の自殺・孤独孤立予防』
私たちは「誰もが自らの心の健康を整え、幸せを掴むことができる社会」の実現のため、「こども・若者の自殺こころの病の予防」活動を行っています。
こども・若者の自殺うつ社会問題を、「悩む友人や恋人などを支えたいこども・若者の力 ソーシャルサポート力 」により、解消される未来を目指します。
【有償ボランティア】として、【ICTで子ども支援!情報管理メンバー募集】に関してご協力いただける方を募集しています。
私たちLightRing.では、全国に在住するスタッフが安心して働けるための「ICT環境」と「情報管理体制」の土台づくりを進めています。Dropbox・Google Drive上の情報整理や、Slack・Notionなどのツール活用、ITに不慣れなメンバーの支援まで、業務効率と安心感を高める仕組みを一緒に整えていただける方を求めています。
具体的には以下のような支援をお願いしたいと考えています:
・クラウドストレージ(Google Drive/Dropbox)の整理・分類ルール整備と実装
・業務効率化ツール(Zapier/Google Apps Scriptなど)導入の提案・実装
・リモートワーク体制の強化支援(ツールの選定・運用支援)
・スタッフ向けの簡易ITサポート(マニュアル整備やヘルプ対応)
・情報共有のルール・基盤設計(Notion、Slack等の活用ガイド整備)
・ファイルや情報を整理するのが好きで、クラウド管理に自信がある方
・リモート環境での業務経験があり、他の人の作業を支えるのが得意な方
・ZapierやGoogle Apps Scriptなどの業務効率化ツールを使ったことがある方
・IT初心者にも丁寧に対応できる、サポート精神のある方
・「仕組みを整えること」にワクワクできる方
・NPOの基盤整備に関心があり、社会的な意義を感じて活動したい方
所在地 |
〒
102-0075
東京都千代田区三番町7-16三番町ビル6階 |
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ホームページ | https://lightring.or.jp |
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