魚沼は米と、積雪量で有名です。人が住むエリアでの積雪量は世界一と言われます。他の日本の地方と同じく、若者は大きな町に出て、生まれる子どもはわずかです。元気もなくなりがちですが、ここで暮らしを営んできた60才超えの有志が野菜を育て、山菜を集め、花を育てて、それらの経験を話し合い、ささやかでも世の中のためになりたい、という気持ちで始めたのが野菜直売処兼そば処「ものずき村」です。いつも好奇心を持ち挑戦し続ける、ものずきであることをモットーとしています。福島県との県境にある浅草岳や守門岳の雪解け水を集め、田畑を潤しながら流れる破間(あぶるま)川の恩恵を受けた農作物の販売と、その水で育ったそば粉を使ったそば処の運営が現在の事業領域です。今年の3月に、2007年の創業から16年目で企業組合として法人化し、さらなる飛躍を目指します。手始めに、農作業シェアリングを基軸とした農村体験によって、都市と農村の往還を実現する活動に着手します。
魚沼の自然と暮らしを維持し、生産持続性を高めるべく、関係人口を増やす新たな試みとして、都市部の人たちに農作業シェアリングを呼びかける企画を立ち上げようとしています。魚沼の自然の中で農作業に参加してもらい、その収穫の恩恵を参加者や地域の生産者で分かち合う試みです。
まず今回、ターゲット対象者のペルソナを作り、その後それらを踏まえて告知物の制作に進み、さらに2023年中にパイロットプログラムの実施を計画しています。
プロボノワーカーとして、魚沼で農作業のシェアをしてみたい人のターゲットプロファイル作成に関してご協力いただける方を募集しています。
企画している農作業シェアリングの呼びかけ対象者に効果的にメッセージを届けるため、想定ターゲットである都市住民のペルソナを描ききってもらうことが目標です。
このペルソナを作るために、現地で地域に暮らす人々と直接話し、首都圏在住の仮説的ターゲットにも接触して、支援者自らの感性でターゲット対象者のプロファイリングをしてもらいたいと希望しています。
「自分で耕すことを楽しめる、魚沼での農作業シェアリングに興味を持つであろう人」を鮮やかに描き出すことが当プロジェクトのミッションです。ペルソナは複数あって構いません。
日々のマーケティング業務やご自分の職務として、ターゲットのプロファイリングやペルソナ作成を行なったことがある人が目的を達成しやすいと思います。活動の目的が農作業シェアリングによって都市と農村をつなぐことなので、応募される方も地方の自然豊かな環境が嫌いでないという方、作物を自ら育てたいと思う人に共感できる方であることが望ましいです。
所在地 |
〒
946-0225
新潟県魚沼市三渕沢40-1 |
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ホームページ | https://www.monozukimura.com/ |
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関連情報 |
・ NPO法人サービスグラントからのご案内。本プロジェクトは、農林水産省「農山漁村振興交付金(地域活性化対策(農山漁村関わり創出事業))」の採択を受けた事業となります。現地滞在費のサポートは、プロジェクト期間が1カ月以上あり、2泊3日以上の現地滞在(半日以上の農林水産業の作業体験を含む)が対象です。魚沼市以外に居住する、日本国籍又は永住権を有する60歳未満の方であることがご参加の条件です。