団体
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ものずき村 |
スキル
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マーケティング・プロジェクトマネジメント |
募集期限
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2023年07月31日 (月) |
魚沼は米と、積雪量で有名です。人が住むエリアでの積雪量は世界一と言われます。他の日本の地方と同じく、若者は大きな町に出て、生まれる子どもはわずかです。元気もなくなりがちですが、ここで暮らしを営んできた60才超えの有志が野菜を育て、山菜を集め、花を育てて、それらの経験を話し合い、ささやかでも世の中のためになりたい、という気持ちで始めたのが野菜直売処兼そば処「ものずき村」です。いつも好奇心を持ち挑戦し続ける、ものずきであることをモットーとしています。福島県との県境にある浅草岳や守門岳の雪解け水を集め、田畑を潤しながら流れる破間(あぶるま)川の恩恵を受けた農作物の販売と、その水で育ったそば粉を使ったそば処の運営が現在の事業領域です。今年の3月に、2007年の創業から16年目で企業組合として法人化し、さらなる飛躍を目指します。手始めに、農作業シェアリングを基軸とした農村体験によって、都市と農村の往還を実現する活動に着手します。
魚沼の自然と暮らしを維持し、生産持続性を高めるべく、関係人口を増やす新たな試みとして、都市部に住む人たちに農作業シェアリングを呼びかける企画を「ものずき村里山 応援プロジェクト」として立ち上げました。魚沼の自然の中で農作業に参加してもらい、その収穫の恩恵を参加者や地域の生産者で分かち合う試みです。このプロジェクトは、都市に住む人が、農作業の体験を通して今の農村の暮らしを知り、自分らしさを再発見できる機会として魅力的な内容になることを目指しています。
初年度である今年は十人に会員登録してもらえることを目標にしています。来年以降は活動に参加するメンバーで活動内容を決める形に発展させ、里山と都市との間で持続的な往還を実現することを目指しています。
この取り組みが、地方の人口減少・高齢化とそれによる耕作放棄地の問題解決の策の一つになりたいと願っています。
プロボノワーカーとして、<最終回8月実施>魚沼農村体験パイロット企画への参加と改善提案に関してご協力いただける方を募集しています。
昨年度、赤カボチャ「あかもん」を都内で販売し、その甘さとコクが大評判を頂きましたが、同時に告知したあかもん栽培の農作業を一緒に行う「里山応援プロジェクト」へは反応が得られませんでした。
今年5月・6月の「パイロット企画参加と改善提案」参加者の声からの気づきを踏まえて、8月は魚沼の農村のふつうの暮らしの合間に共同で行う農作業と自分が自由時間にしたいこと(例えば、温泉巡り・リモートワーク・大地の芸術祭・登山など)を組み合わせて2泊3日を過ごす「里山応援プロジェクト」を実行して頂き、その実体験を持って企画内容の改善提案をして頂きたいです。
他にはない、参加者にとって価値ある農村体験として永く続くようなプログラムの開発に、そして人口減少に悩む地域に希望をもたらすプロジェクトの実現に、ぜひ力を貸してください。
今の暮らしとは異なる自分の生き方に興味がある方。
食べるものを育てることに関心が高まっている方。
現時点で移住するほどの決意はないが単なる観光には飽きたりない方。
どれか一つでもそうだと思えたあなたにお手伝いして頂きたいです。特別の技能は不要です。ただし、農村や農作業はどうしても苦手という方はご遠慮ください。
※なお、多様な参加者との関わり創出の観点から、2023年度「ふるさとプロボノ」プロジェクトへのご参加は1人1プロジェクトとさせていただきます。
※新潟県魚沼市以外に居住する、日本国籍又は永住権を有する60歳未満の方
所在地 |
〒
946-0225
新潟県魚沼市三渕沢40-1 |
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ホームページ | https://www.monozukimura.com/ |
SNS | |
関連情報 |
・NPO法人サービスグラントからのご案内
本プロジェクトは、農林水産省「農山漁村振興交付金(地域活性化対策(農山漁村関わり創出事業))」の採択を受けた事業となります。
【エントリー条件】
①新潟県魚沼市以外に居住する、日本国籍又は永住権を有する60歳未満であること
②2泊3日以上の現地滞在が可能であること(半日以上の農林水産業の作業体験を含む)
③プロジェクト期間は1カ月以上の設定ができること
【交通費・現地滞在費】
現地滞在の移動にかかる費用(現地までの交通費、地域内の移動費)と現地宿泊費(1泊あたりの上限は税込1万円)の総額の8割を上限に、1人通算4回、合計15万円(税込)までNPO法人サービスグラントがサポートします。詳細はプロジェクト成立時に、サービスグラントよりご案内します。
参加者および、生計を一にする親族、同性婚・事実婚等のパートナー1名まで現地滞在費サポートの対象になります。ただし、 農林水産業の作業体験等の現地活動への参加、プロボノ活動への協力が条件(個人ではなく、家族チームでの参加)です。現地滞在へのお子様の同伴も可能ですが、現地滞在費のサポートは対象外となります。
※なお、多様な参加者との関わり創出の観点から、2023年度「ふるさとプロボノ」プロジェクトへのご参加は1人1プロジェクトとさせていただきます。