新規協力者(賛助会員等)開拓のための広報施策検討
和歌山県那智勝浦町
プロボノワーカー
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団体
棚田を守ろう会
スキル
会員募集・SNS
募集期限
2023年05月19日 (金)
団体概要
棚田を守ろう会 について

棚田を守ろう会は平成17年に「米作り実行委員会」という名で発足しました。その前年に30数年間耕作放棄されていた棚田、約80枚(4反)を復元しましたが、維持管理していく組織がなかったため、有志で組織されたのが米作り実行委員会でした。米作り実行委員会では幅広く、棚田での作業に関わってくれる人々を募集。翌平成18年には名称を「棚田を守ろう会」として活動の輪を広げることとなりました。
●棚田の維持管理に関する広報活動・・・賛助会員、オーナーの募集。ブログやホームぺージ等での情報発信に加え、会報「活動の便り」を年5回発行し賛助会員等への活動報告をしています。
●棚田米の販売促進活動
●農業体験など都市との交流活動・・・年4回の米作り体験イベント(田植え、草取り、稲刈り、餅つき・しめ縄作り)を実施。その他、農作業ボランティアも随時受付。
●他地域の関連団体等との連携活動・・・サミット参加や他団体の開催する農業体験への参加、視察研修などを通じて、できる限り情報交換等を行っています。
近年はこれに加え、担い手の育成活動、新規定住者の募集にも力を注いでいます。

活動目標
棚田を耕作して中山間地域で生きる人々を増やす

棚田の保全活動を通じて、色川などの中山間地域に移り住み、自ら棚田を耕作してこの地で生活していく人々を増やしていくことを目標としています。
色川地区は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の山間部に位置し、9集落で構成され、古くは平家の落人伝説が伝わる歴史ある地域です。ここ小阪の棚田も鎌倉時代には存在していたと言われています。しかし、数十年前から休耕田が目立ち始め、耕作面積は現在、最盛期の1/5以下になっていると思われます。元々は鉱山で栄えた地域だったので、鉱山があった当時は人口約3000人でしたが、現在は322人(2022年12月現在)です。そのうちの半分以上が移住者という全国的にもユニークな地域です。

希望する支援内容
新規協力者(賛助会員等)開拓のための広報施策検討

プロボノワーカーとして、新規協力者(賛助会員等)開拓のための広報施策検討に関してご協力いただける方を募集しています。
賛助会員等を増やすための広報活動の見直しをお願いします。
賛助会員とは年会費を払って活動を支援していただく方々です。1口1万円より、1口につき新米5kgが割り当てられます。その他、新米1kgと色川産品(色川茶、梅、ゆず加工品など)とのセットも申し込むことができます(詳細は棚田を守ろう会のHP http://www.zb.ztv.ne.jp/tanada/ にも掲載しています)。
色川地区小阪集落では30年以上放置されていた棚田約80枚を2004年に復田し、棚田を守ろう会が毎年棚田米を耕作してきました。しかし賛助会員等の協力者は大半が棚田を守ろう会メンバーの親族や知人、友人などで、また当初の会員が高齢化し棚田維持の作業が難しくなっている現状があります。このような現状を打開するために賛助会員などの協力者を増やす必要があり、これまでの広報活動を棚田を守ろう会会員の方々と一緒に見直していただきたいと思います。広報活動を見直すことで今後、幅広く協力者を募って円滑に会を運営できる体制を作っていくとともに、棚田を維持管理するための活動資金を増やし、次世代にこの棚田を繋いでいけるような地域づくりに貢献できる活動を期待しています。

こんな人に
人の繋がりを大切にしていただける方

棚田は今、此処に暮らす人間だけでは成り立ちません。それは過疎高齢化という問題ではなく、人の繋がり無しには成り立たないということです。大昔に棚田を作った人々がいて、その後脈々と棚田を耕作した人々がいるからこそ、今こうして棚田での米作りが出来るわけです。そして棚田での米作りは一人ではできません。家族や友人、地域の人々、そして現在では都会から応援に来てくれるボランティアの人々など多くの方々の協力に支えられています。私たちが耕作している小阪の棚田も、世代を超えた縦の繋がりと地域を超えた横の繋がりによって維持されています。人の繋がり無しには存在できない「棚田」。だからこそ繋がりを大切にしていただける方に応募していただきたいと思います。

もっと詳しく
ホームページ http://www.zb.ztv.ne.jp/tanada/index.htm
SNS
関連情報
活動場所
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町小阪 米作り体験農場
希望する活動時間帯
参加者のご都合を優先して調整します。 日中は作業がありますので、ミーティングは18時〜22時の間の2時間程度が調整しやすいです。 現地滞在は、田植えイベントがありますので2023年5月21日(日)を含む2泊3日にてぜひお願いします。
交通費
あり 【 2泊3日以上滞在される方に、現地滞在費(現地までの交通費、地域内の移動費、現地宿泊費)全額の8割を上限に、1人通算2回まで、NPO法人サービスグラントがサポートします。詳細はプロジェクト成立時に、サービスグラントよりご案内します。 】
報酬等
なし
その他

・NPO法人サービスグラントからのご案内
①本プロジェクトは、農林水産省「農山漁村振興交付金(地域活性化対策(農山漁村関わり創出事業))」の採択を受けた事業となります。
②現地滞在費のサポートは、プロジェクト期間が1カ月以上あり、2泊3日以上の現地滞在(半日以上の農林水産業の作業体験を含む)が対象です。
③東牟婁郡以外に居住する、日本国籍又は永住権を有する60歳未満の方であることがご参加の条件です。
④参加者および、生計を一にする親族、同性婚・事実婚等のパートナー1名まで現地滞在費サポートの対象になります。ただし、 農林水産業の作業体験等の現地活動への参加、プロボノ活動への協力が条件(個人ではなく、家族チームでの参加)です。 現地滞在へのお子様の同伴も可能ですが、現地滞在費のサポートは対象外となります。

・ 支援が始まる初期の段階で現場に来ていただき、対面での会合をお願いします。
過去の参加者の声
チコ
さん
美しい棚田で、田植え・草取り・稲刈りと、お米作りのメインイベントを体験させて頂きありがとうございました! 手植え、手刈りの具体的なやり方を教わっただけでなく、お米の品質や棚田の生態系へ配慮して無農薬・化学肥料を使わないこと、増えている獣害のことまで、棚田を守ることの大変さとその意義を教えて頂き、貴重な学びの機会になりました。 そして棚田を守ろう会の皆様には、本当に色々と良くしていただいて大変感謝しています。 棚田が単なる田んぼではなく、色川の地元住民・移住者・外部のサポーターが集まるコミュニティになっていて、それにより棚田が未来へつながれていくのだなと思い、自分も棚田のお米を食べたり、イベントを周りに勧めたりと、棚田を未来へつなぐお手伝いをし続けたいと思います。
参加者
チコ
さん
期間
2023年5月15日 〜
2023年9月15日
気づきが得られた!!
時間を守ってくれた
アイデアが豊富
知識・専門性が豊富
”一緒にやってる感”があった
コミュニケーションが取りやすい
目指す目標が明確
組織のまとまりがある
和気あいあいと楽しい雰囲気!!
社会課題について考えるきっかけになった
困難な社会課題にチャレンジしている