森の恵みを暮らしに活かす、ウッドボイラーがある日常をインタビュー
プロボノワーカー
完了しました 成果物を見る
団体
認定NPO法人 山村塾
スキル
コピーライティング・取材・ライティング
募集期限
2023年07月27日 (木)
団体概要
認定NPO法人 山村塾 について

1994年に農家2軒が町の人たちに参加を呼びかけて活動を開始しました。都市と農山村の住民がともに汗を流し、ともに語り、持続的な暮らしを考えていく場をつくることを目指しています。週末になると家族連れが集まり、棚田での米づくりや間伐や下草刈り等の森林整備を行うほか、1997年からは国内外からボランティアが集い、環境保全活動に取り組む国際ワークキャンプ事業を行っています。また、2012年の豪雨災害の折には、これまでの活動経験を活かし、被災した農地の復旧といった災害支援に取り組みました。ほかにも企業ボランティアの受け入れ、障がい者施設との森林整備活動等と様々な方と連携して活動を行っています。

活動目標
森の恵みを暮らしに活かす、ウッドボイラーの普及を目指したい

「山村の暮らしを見直し、山村の環境を守りたい。」
福岡県八女市黒木町笠原地区の2軒の農家と都市住民1家族が中心となり、1994年に任意団体として発足した山村塾は、棚田や茶畑、森林といった農山村の豊かな自然環境を守ること目指して、環境保全型農業や森づくりの活動に取り組んできました。稲作コースと山林コースという2つの現場での活動を主軸として、親子で気軽に参加できる体験からチェーンソー研修などの専門的な研修まで幅広いプログラムを展開。週末になると老若男女問わず、家族連れも含めて約80家族の都市住民が農家に集い、ともに農作業や山仕事に汗を流しています。
また、棚田で特別栽培米(農薬および、化学肥料を通常の栽培方法の半分以下に抑えて栽培したお米)作りに取り組む8軒の農家が参加する「笠原棚田米サポータープロジェクト」を通じて、お米の作り手と食べて支援するサポーターが一緒になって、美しい棚田の景観を守り、次世代に引き継ぐ取り組みも進めています。
こうして、都市と農山村の垣根をできるだけなくしながら、一緒に里山の自然・環境を守る未来に向け、現場での活動を拡大させながら、新たに注力していきたいと考えているのが、ウッドボイラーの普及です。
ウッドボイラーは薪の有効活用で快適な生活と省エネを実現する給湯・暖房システムのことで、間伐材や丸太など森林資源を燃やして得られる熱を有効活用するので化石燃料の消費を減らすことができます。
山村塾では10年前からこのウッドボイラーに着目し、勉強会を開催したり、市内の福祉施設や個人宅への設置、利用を促すなど普及に協力し、これまでに4件の導入実績があります。ある福祉施設では、月に2回、利用者さんが薪を集める作業にも参加して、森とつながる日常を実現していますが、今後、さらに地域の事業所で家庭でウッドボイラーの利用が増えることで、森林資源の利活用、化石燃料利用の軽減、環境負荷の軽減の良い循環を広げていきたいと考えています。

希望する支援内容
森の恵みを暮らしに活かす、ウッドボイラーがある日常をインタビュー

プロボノワーカーとして、森の恵みを暮らしに活かす、ウッドボイラーがある日常をインタビューに関してご協力いただける方を募集しています。
“森林資源を活用しながら、各地域で化石燃料の消費を減らし、環境にやさしい取り組みを広げたい。森林とつながる暮らしを送る人が増えて欲しい。“
山村塾が目指す未来への具体的な手段として普及を目指すウッドボイラーについては、ウェブサイトなどを通じて今後、積極的に情報発信をしていきたいと考えていますが、現在十分な情報量は掲載できていません。
そこでまずは、山村塾からの紹介でウッドボイラーの導入にいたった個人や事業所を取材し、正確な情報が伝わるコンテンツ作成をお手伝いいただける方を募集します。

今社会に目を移すと、気候変動などの環境への意識も高まりから、資源の循環や、化石燃料の消費を減らす生活に関心を持つ個人や、SDGsの実践など、社会課題への具体的な施策を探す組織・企業・事業者も増えていると感じています。加えて、燃料代が高騰する中で、経済的なメリットも享受できるウッドボイラー。実際に日常の中での取り扱いはどうなっているのか?自然に対する意識の変化があったのかなどリアルなストーリーを伝えることで、環境や森林と日常が上手につながる暮らしを送る人を増やすことに貢献していきたいと考えています。客観的な視点を大切にお話を引き出してくださる方の参加をお待ちしています。

こんな人に
書いて伝えることで森を活かす

環境に配慮した生活、循環型社会、自然エネルギーなどのキーワードに関心があったり、自然や森林が好きな方。
取材、インタビューの経験、記事作成などライティングの経験をお持ちの方。
ウッドボイラーの仕組みに関心のある方は、ぜひ、ご応募ください。

※なお、多様な参加者との関わり創出の観点から、2023年度「ふるさとプロボノ」プロジェクトへのご参加は1人1プロジェクトとさせていただきます。

※八女市以外に居住する、日本国籍又は永住権を有する60歳未満の方

もっと詳しく
所在地
〒 834-1222
福岡県八女市黒木町笠原9836-1
ホームページ https://sansonjuku.com/
SNS
関連情報
活動場所
福岡県八女市黒木町笠原地区
希望する活動時間帯
年間を通じて山林コース、稲作コースにて現地の自然に触れ、作業を一緒にしていただける機会があります。日程を合わせて、前後に取材、インタビューや記事作成の調整をいただけると良いと思います。
交通費
あり 【 詳細は「その他」をご確認ください 】
報酬等
なし
その他

・NPO法人サービスグラントからのご案内
本プロジェクトは、農林水産省「農山漁村振興交付金(地域活性化対策(農山漁村関わり創出事業))」の採択を受けた事業となります。

【エントリー条件】
①八女市以外に居住する、日本国籍又は永住権を有する60歳未満であること
②2泊3日以上の現地滞在が可能であること(半日以上の農林水産業の作業体験を含む)
③プロジェクト期間は1カ月以上の設定ができること

【交通費・現地滞在費】
現地滞在の移動にかかる費用(現地までの交通費、地域内の移動費)と現地宿泊費(1泊あたりの上限は税込1万円)の総額の8割を上限に、1人通算4回、合計15万円(税込)までNPO法人サービスグラントがサポートします。詳細はプロジェクト成立時に、サービスグラントよりご案内します。

参加者および、生計を一にする親族、同性婚・事実婚等のパートナー1名まで現地滞在費サポートの対象になります。ただし、 農林水産業の作業体験等の現地活動への参加、プロボノ活動への協力が条件(個人ではなく、家族チームでの参加)です。現地滞在へのお子様の同伴も可能ですが、現地滞在費のサポートは対象外となります。

※なお、多様な参加者との関わり創出の観点から、2023年度「ふるさとプロボノ」プロジェクトへのご参加は1人1プロジェクトとさせていただきます。

・ 支援が始まる初期の段階で現場に来ていただき、対面での会合をお願いします。
・ 支援が完了するまで、複数回、対面での会合をお願いします。
過去の参加者の声
参加者
たえこ
さん
期間
2023年8月11日 〜
2024年1月31日
気づきが得られた!!
時間を守ってくれた
アイデアが豊富
”一緒にやってる感”があった
コミュニケーションが取りやすい
目指す目標が明確
組織のまとまりがある
和気あいあいと楽しい雰囲気!!
社会課題について考えるきっかけになった