地域資源を活用し地域で活躍する方の募集記事の作成
プロボノワーカー
団体
山形県大蔵村
スキル
マーケティング・広報
募集期限
2023年09月29日 (金)
団体概要
山形県大蔵村 について

大蔵村は山形県のほぼ中央に位置し、南方には霊峰月山、葉山、それに連なる山々に囲まれており山林面積が全体の約85%を占めています。
村の基幹産業の一つである農業は、稲作を中心として営まれており、特にトマトは「大蔵ブランド」として高い評価を得ています。観光業の拠点でもある「肘折温泉郷」は、開湯1200年の歴史を誇り今でも湯治場風情を色濃く残す温泉地となっています。
村の地域資源の一つである「四ヶ村の棚田」は、日本の棚田百選やつなぐ棚田遺産に選ばれており、夏には広大な棚田にほたる火が灯る「四ヶ村棚田ほたる火コンサート」が開催され幻想的な夜が演出されます。本村は人と自然が寄り添って暮らし美しい景観とあたたかな人情をつくりだしています。

活動目標
大蔵村の魅力や施策を反映した募集記事について

高齢化による担い手不足により伝統工芸の継承や棚田地域の振興が課題となっています。一度途絶えてしまうと復活することが難しくなるため、下記の地域資源を活用しながら本村の活性化に取り組んでいただける方を募集します。

【肘折こけし】
本村の代表的なお土産といえば、伝統こけし11系統の1つに数えられている肘折こけしがあります。肘折こけしは頭部が空洞で中に小豆が入っており、振るとカラカラと音が鳴るのが特徴で120年前の原型を忠実に今も伝統が受け継がれています。唯一のこけし工人である鈴木征一さんは、26歳の時に奥山庫治氏に弟子入りし、32歳で独立。2019年には第61回全日本こけしコンクールで最高賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました。肘折こけしは手技が輝く個性的な表情は圧倒的な存在感で多くの人を魅了します。
しかし、こけし工人の高齢化や後継者不足によって伝承されるべき技術が途絶えてしまうという危機に直面しているためこけし工人の担い手を探しています。

【四ヶ村の棚田】
四ヶ村には120haにも及ぶ広大な棚田が広がり、季節ごとにさまざまな表情を見せる「四ヶ村の棚田」は日本の原風景と言われ、四季折々の美しい風景を求めて毎年多くの人が棚田に訪れます。
四ヶ村の棚田は、農林水産省から平成11年に「日本の棚田百選」、令和4年に「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に選ばれました。これは、棚田のもつ環境保全の効果や多面的機能の保全、農村文化の継承などが評価されました。
夏の風物詩である「四ヶ村棚田ほたる火コンサート」は、夕暮れとともに灯されたろうそくの灯りが浮かび上がり、幻想的な夜を演出し多くの方を魅了します。
また、四ヶ村には大蔵村棚田米生産販売組合があり、棚田地域の農業を守るために結成され棚田の振興や棚田米のブランド化などを目的に活動しています。
しかし、高齢化に伴い農業者数が減少する厳しい状況で、水稲作付面積はこの10年間で13ha以上も減少し休耕田は年々増加傾向にあります。美しい棚田の風景の裏には地域住民による並々ならぬ苦労があります。
このように美しい棚田のある四ヶ村地域で地域の方々と共に活動し、地域の活性化に取り組んでいただく方を探しています。

希望する支援内容
地域資源を活用し地域で活躍する方の募集記事の作成

【プロボノワーカー】として、【地域資源を活用し地域で活躍する方の募集記事の作成】に関してご協力いただける方を募集しています。
肘折こけしは伝統こけしの肘折系に分類され、現代まで愛され続けている伝統工芸品です。肘折こけしの工人は明治時代から数えると約40人おり、その工人から生み出されるこけしの姿や表情は様々です。工人の手で一つずつ丁寧に作り上げられ、そのなんともいえない魅力に惹かれたこけしコレクターも多く存在します。
しかし、120年前の原型を忠実に受け継がれている肘折こけしの工人は現在一人であり、伝統工芸の継承が危ぶまれています。受け継がれてきた伝統を次世代へと残していきたいと思い募集記事の作成を検討しています。

四ヶ村には120haにも及ぶ広大な棚田が広がっており、東北随一のスケールを誇ります。
「四ヶ村の棚田」は、農林水産省から平成11年に「日本の棚田百選」、令和4年に「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に選ばれました。これは、棚田のもつ環境保全の効果や多面的機能の保全、農村文化の継承などが評価されました。美しい棚田の風景の裏には地域住民による並々ならぬ苦労があり、人の汗なしにはつくれない美しい風景です。
後世から受け継がれてきた美しい棚田を守ることで地域が守られ、そして地域活動をとおして棚田への愛着が生まれますが、高齢化等で作付けを断念せざるを得ない人々もおり、何も作付けされていない休耕田は年々増加傾向にあります。
上記のように高齢化に伴い後継者・担い手不足が深刻化しています。今回の募集記事の作成により地域資源を活用し地域の活性化に取り組む方の募集に繋がることを期待します。

作成された募集記事は村や観光協会のホームページ、Twitter、FacebookなどのSNSにより掲載し、担い手の確保に繋がることを期待しています。

こんな人に
魅力ある地域づくりを担う方の採用に向けて力を貸してください!

・情報の整理が得意な方
・広報が得意な方

もっと詳しく
ホームページ https://www.vill.ohkura.yamagata.jp/
希望する活動時間帯
平日9:00~17:00希望(参加者の希望によって夜間及び土日も調整可能)
交通費
あり 【 詳細は「その他」をご確認ください 】
報酬等
なし
その他

・・NPO法人サービスグラントからのご案内:
本プロジェクトは、農林水産省「農山漁村振興交付金(地域活性化対策(農山漁村関わり創出事業))」の採択を受けた事業となります。

【エントリー条件】
① 団体住所の市又は郡以外に居住する、日本国籍又は永住権を有する60歳未満であること
② 2泊3日以上の現地滞在が可能であること(半日以上の農林水産業の作業体験を含む)
③ プロジェクト期間は1カ月以上の設定ができること

【交通費・現地滞在費】
現地滞在の移動にかかる費用(現地までの交通費、地域内の移動費)と現地宿泊費(1泊あたりの上限は税込1万円)の総額の8割を上限に、1人通算4回、合計15万円(税込)までNPO法人サービスグラントがサポートします。詳細はプロジェクト成立時に、サービスグラントよりご案内します。

参加者および、生計を一にする親族、同性婚・事実婚等のパートナー1名まで現地滞在費サポートの対象になります。ただし、 農林水産業の作業体験等の現地活動への参加、プロボノ活動への協力が条件(個人ではなく、家族チームでの参加)です。現地滞在へのお子様の同伴も可能ですが、現地滞在費のサポートは対象外となります。

※なお、多様な参加者との関わり創出の観点から、2023年度「ふるさとプロボノ」プロジェクトへのご参加は1人1プロジェクトとさせていただきます。

・ 組織内部の合意形成や意思決定に想定以上に時間がかかる可能性があるため、スケジュールについては柔軟な対応をお願いします。
推薦メッセージ
美しい大蔵村をいつまでも引き継ぐため、是非力を貸してください!

日本の原風景のような自然と景観の中で、古くから守られる生活・文化が大蔵村にはあります。
開湯1,200年余の歴史を誇る肘折温泉や四ヶ村の棚田等、見どころもたくさん。
美しい大蔵村を次の世代へと引き継いでいくため、是非力を貸してください!

(「日本で最も美しい村」連合事務局)
「日本で最も美しい村」連合
特定非営利活動法人「日本で最も美しい村」連合
過去の参加者の声
参加者
miwa
さん
期間
2023年10月4日 〜
2024年3月5日