自然体験活動を生業としている団体に14年勤務し、2023年3月に独立起業しました。「外遊びを一生の思い出に」をモットーに、南房総の海と山と森をフィールドにアウトドアツアーの企画実施を行っています。
都心部から手軽に来られる距離感でありながら、豊かな自然環境が残されている南房総はアウトドアを楽しむには最適な環境です。デジタルに触れる時間が多い現代で、自分の体と感性を最大限刺激してくれる非日常のアウトドア環境は人間性を回復させてくれます。しかし、自然の中でどのように楽しめば良いのか、ご自分のお子さんをどのように安全に遊ばせれば良いのかわからない方も多いです。
そのような方に、アウトドアでの楽しさやお子さんの成長を手助けするような体験活動の提供を行っていきたいと考え、当法人では起業から約半年で100本以上のツアーを実施してきました。参加された方との交流や、お子さんの成長される姿を間近で見ることができ、この活動をこの地域でさらに広げていきたいと実感しています。
アウトドアでの活動は、リフレッシュ効果、子どもへの教育的効果、参加される方同士の交流など、 日常では体験できない価値の提供ができる可能性をまだまだ秘めているものと感じています。
南房総の豊かな自然環境を生活かし、海や里の幸を楽しめるなど従来のアウトドアツアーとは異なる付加価値を感じてもらい、より多くの方が南房総を訪れ、その魅力を感じていただけるようなツアーを実施したいと考えています。
また、休日に限らず、平日や秋、冬期における参加を伸ばしていけるようなツアーの開発を行い、年間を通して参加者に自然体験を届けていきたいと考えています。
第一次産業事業者や地域の方と 連携しながら、年間を通したプログラムの実施することで、南房総ならではの自然を活かした経済循環が生まれることが理想です。
【プロボノワーカー】として、【海、里の幸を楽しむアウトドアツアーのファン開拓のための提案書作成】に関してご協力いただける方を募集しています。
私たちが実施しているツアーに実際に来ていただき、その内容を見て体験していただきたいです。その上でどのような改善が必要なのか、どのような人にどう届けるべきなのか、アドバイスいただきたいです。
夫婦経営でアウトドアツアー(里や海をフィールドにしたキャンプ体験、第一次産業体験、磯遊び、川遊び、生き物観察等)を年間100本以上企画、実施しています。対象は主に都心部の親子で、体験プラットフォームサイトからの誘客が9割以上です。今後は自社サイトからの予約も導線として広げていきたいと考えています。
課題として、対象を親子中心としているために、大型連休や休日などがツアー実施の日となり日数が限られてしまっています。また、秋、冬にかけてのアウトドアイベントの集客に苦戦しています。
対象者を親子以外にも広げ、大人向けのツアーや、インバウンド対応など、平日に実施できるような 内容、その方法についても、他地域の事例なども参考にしながら、アドバイスを含めた提案書の作成をお願いいたします。
今年度に早速参考にさせて頂きたいため、プロジェクトの完了は、1月末までにお願いいたします。
今年の3月に起業して駆け出しの法人ですが、地方の自然環境を生かした事業となるよう日々模索中 です。地方におけるツアー開発が得意な方、全国各地で行われているアウトドアツアーに精通している方、SNSなどを活用したマーケティング支援が得意な方から提案書の作成をお願いできればと思います。ぜひご支援ください。
ホームページ | https://kujiranomori.com/ |
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SNS |
・<NPO法人サービスグラントからのご案内>
本プロジェクトは、農林水産省「農山漁村振興交付金(地域活性化対策(農山漁村関わり創出事業))」の採択を受けた事業となります。
【エントリー条件】
①南房総市以外に居住する、日本国籍又は永住権を有する60歳未満であること
②2泊3日以上の現地滞在が可能であること(半日以上の農林水産業の作業体験を含む)
③プロジェクト期間は1カ月以上の設定ができること
【交通費・現地滞在費】
現地滞在の移動にかかる費用(現地までの交通費、地域内の移動費)と現地宿泊費(1泊あたりの上限は税込1万円)の総額の8割を上限に、1人通算4回、合計15万円(税込)までNPO法人サービスグラントがサポートします。詳細はプロジェクト成立時に、サービスグラントよりご案内します。
参加者および、生計を一にする親族、同性婚・事実婚等のパートナー1名まで現地滞在費サポートの対象になります。ただし、 農林水産業の作業体験等の現地活動への参加、プロボノ活動への協力が条件(個人ではなく、家族チームでの参加)です。現地滞在へのお子様の
同伴も可能ですが、現地滞在費のサポートは対象外となります。
※なお、多様な参加者との関わり創出の観点から、2023年度「ふるさとプロボノ」プロジェクトへのご参加は1人1プロジェクトとさせていただきます。
南房総市は、房総半島の最南端で三方が海に囲まれた豊かな自然の中にありながら、都心部や横浜方面からも70~90分とアクセスが良く、コロナ禍以降は特に2拠点生活の場や移住先として注目されています。その一方で、人口減少が進んでいて、高齢化率も47.2%(2020年)と若い層の人口流出が著しく、市の産業である漁業従事者の減少も歯止めがかからない状況です。
南房総の自然の魅力をダイレクトに感じられる「くじらのもり」のアウトドアツアーは、都心部の親子連れをはじめとした若い年齢層の方々が、南房総を知るきっかけやつながりの継続のために、大きな役割を果たしていると感じます。Uターン移住された「くじらのもり」白井さんは、地域の移住支援団体と連携して移住者交流イベントのガイドを務めたり、空き家・空き店舗の活用事業を別会社で手掛けるなど、地域への思いや人脈のパイプも持っておられます。フィールドとしている海や里山に親しむなかで、地域の農林水産業の振興にも一役買えるよう、新しいアウトドアツアーの開発を、一緒に模索してくださる方、ぜひご応募ください。
2泊3日の滞在で、南房総ならではの解放感や自然に癒される感覚、海の幸、山の幸の豊かさを体感いただき、地域の応援にもつながる魅力的な提案につなげてください!