「馬を通じた障がい者への社会貢献を図る」をミッションに、障がい者の社会参加と相互理解を深める目的で、乗馬を通じた機能回復及び健康維持と障がい者乗馬の普及推進活動をしている団体です。パラリンピック競技種目である「パラ馬術」の中央競技団体(NF)として、競技力強化と普及・定着を図る活動も行っています。
乗馬は、馬に乗ることで普段使わない筋肉を自然と動かすことができ、また、言葉を使わずに馬とコミュニケーションを図れるなど、体と心の療養(セラピー)にも効果が高いと言われています。乗馬を通して、障がいをお持ちの方が健やかな人生を送れるよう支援するため、障がい者乗馬の普及活動や、乗馬指導や補助を行う「乗馬療法士」の育成、全ての障がい者を対象にした「全国障がい者馬術大会」を毎年開催しています。
また、「パラ馬術」競技力向上事業では、肢体不自由及び視覚障がい者を対象とした「全日本パラ馬術大会」の開催のほか、パラリンピック選手の育成強化のための合宿開催や国際大会出場サポートなどを行っております。
本協会は、1993年に発足しました。乗馬は、性別、年齢、障がいの有無を問わず、全ての人が自然に体と心を癒すことができるスポーツです。
障がい者乗馬の普及活動の一つである「全国障がい者馬術大会」は発足以降継続的に開催し、2024年で32回目を迎えます。この全国大会の継続的な実施とともに、全国各地で行われている地域の乗馬・馬術大会を支援することで、日本の障がい者乗馬人口の増加を目指したいと考えています。
競技人口が増えることは、「パラ馬術」競技力の底上げを図ることにもなり、パラリンピックでの個人メダルや団体出場枠獲得へとつなげていきたいと考えています。
【プロボノワーカー】として、【全国の障がい者乗馬・馬術競技の実態に関する白書の作成】に関してご協力いただける方を募集しています。
障がい者乗馬の普及と、パラ馬術競技者の発掘や育成を目指していますが、現在、国内の乗馬クラブに所属する障がいを持った競技者の全体数や、全国各地で行われている馬術大会への参加実績などの情報資料が存在しておらず、活動のベースとなる需要やニーズの現状を把握できるものが無い状況です。
障がい者の乗馬や馬術競技は、馬や場所の手配などに加えて、馬へ乗る際や姿勢の維持など、たくさんの方のサポートがあって成り立つスポーツでもあります。
一方現在の協会事務局は小規模で運営を行っており、効率的に普及活動や支援を行わなければならないため、全国の乗馬・馬術競技者の全体像や分布状況などを理解することは非常に重要だと感じています。
障がい者乗馬の効果や魅力については、まだまだ世の中に知られてない状況です。
乗馬が好きな方、動物が好きな方、今まで乗馬に関わる機会が無かった方でも、協会の活動に共感頂ける方であればどなたでも大歓迎です。業務整理や調査・可視化のご経験者、また、魅力の言語化などにワクワクを感じてもらえる方に、ぜひご支援をお願いいたします。
全国の情報を収集し、ExcelやWord, PowerPointを使ってリスト化やマップを作成頂くことを考えています。ぜひご応募お待ちしています!
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