わたしたちの活動は、「病気をもつ⼈に⼒を」という想いからスタートしました。PPeCC(Power to the People with Chronic Conditions)という団体名も、この⾔葉の頭⽂字から名付けたものです。ピーペックは設立して2022年で4年目ですが、設立メンバーには理事をはじめ、10年以上それぞれの慢性疾患領域で活動してきた仲間が集まっています。活動を続けていくなかで、病気をもつ人には元々力があることや、病気をもつ人の“こえ”には、世の中に新しい価値をもたらす力があることを確信するようになりました。
ピーペックは、病気をもつ人の“こえ”をあらゆる方法で集積・発信することで、新しい価値に変換し、病気や、それによって被る不利益が「どうしようもない」ものではなく、何かしら解決策がある「どうにかしようがある」状態、「どうしようもある世の中」を叶えていきます。例えば、「困りごとや心配ごとなど、何気ないつぶやき」「自分自身の経験」や「病気を向き合うためのアイディア」などを集積し、ピーペックがおこなっている事業で「医療者・ライフサイエンス企業」「病気をもつ人」「行政・社会全体」に発信します。そして、それらが様々な形に変換され、『どうしようもある、世の中へ』と繋がるよう活動しています。
ピーペックが取り組むプロジェクトの一つに、患者会、患者支援団体の支援があります。患者会や患者支援団体は、病気をもつ人のこえを適切に社会に届け、治療研究を進めるために重要な役割を果たしていますが、その多くは資金・人的リソースが不足しています。
そうした会の会員管理は、自前で大規模な会員管理システムを構築することが難しく、手作業で会員情報を入力、会費等の情報を記録、連絡するなどの作業が行われています。
患者会がもっと社会・医療へ活発に働きかけられるよう、私たちは自動化された汎用性の高い会員管理システムを構築(kintone利用予定)し、多くの患者会に利用いただきたいと考えています。2022年内に方向性を固め、2023年度中には開発に着手したいと考えています。
プロボノワーカーとして、名簿管理システム構築の技術的アドバイスに関してご協力いただける方を募集しています。
難病(長期の療養が必要で、治療法が確立していない疾患)患者を支援する患者会が利用できる、会員管理システム構築について、その実現可能性、スケジュールの妥当性について評価、助言してくださる方を募集します。Kintone、freee等の会計システム連携での実現を目指していますが、会費や寄付等の入金と会員(顧客)情報の連動ができれば、同様の他システムでも構いません。
一般的な患者会での会員管理のフローを簡単にご説明し、これを自動化することが可能なのか、また、特定の団体のためだけでなく、汎用的なシステム構築が可能なのか一緒に考え、アドバイスいただけますと幸いです。
Kintoneやその他クラウドサービス、会計ソフト使用ご経験のある方、またはアプリ・システム開発のご経験がおありの方の応募をお待ちしております。
ホームページ | https://ppecc.jp/ |
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